ドラム研究室

北海道の田舎バンドマンのドラマー覚え書き ★★不定期更新★★

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MY SET

よくよく考えてみたら、ドラムのブログとか行ってたくせに、ドラムの話をほとんどしていないことに気が付いてしまいました。最初の発言で載せたセットのドラマー側から見た写真です。
めろん池田セットGX

なんと、ドラムセットが4台もある夢のようなスタジオですが、他のセットは他のバンドの物です。

このセットは1986年に買ったパールのGX(ジャイアントステップ)シリーズです。当時流行した深胴サイズ。それぞれのサイズは(口径×深さ、インチ)
バスドラム:24×18
タムタム:8×8、10×8、12×10、14×12
フロアタム:16×16
です。

バスドラムのサイズが大きめなのは、単に好みです。やっぱりロックはバスドラムがデカイ方が格好良いじゃないですか!
右側のトップ(ライド)シンバルの位置に14のタムがあったのですが、最近ワンタムのセットが流行って、ライブなどでロータムを外すドラマーが増えてきたので、最初から外しました。意外とここにライドシンバルがあるのは叩きやすいです。
ヘッドは全てREMOのCSです。以前はクリアアンバサダーを張っていましたが、BLADES OF GRASSが始まったときに、ノーPAでも音が抜けるように張り替えました。耐久性が高いのも使い回しのドラムの時は重要です。


この時代は、GAX(ジャイアントステップ・アーティスト)というメイプル・ファイバーシェルのモデルがトップモデルでしたが、翌年ぐらいに製造中止になり、GXはMXと名を変えトップモデルになりました。現在はMRXシリーズと呼ばれていますが、20年以上にわたりパールの主流モデルです。プロも沢山使っています。
メイプル6プライの7.5mm厚のシェルで、他社に比べてやや厚めで、音も重厚さを持ちながらメイプルらしい弾けるような野蛮なサウンドです。メイプルを他社に先駆けて採用していたパールは、メイプルの特性を知り尽くしていると思われ、他社のメイプルシェルとは一線を画します。

ドラムのシェル(胴)は、まぁ一部のスネアを除いてほとんどが合板、つまりベニヤなんですが、張り合わせる素材の厚みや張り合わせ方に独自の手法があり、それぞれのサウンド決定づけていると言えます。パールの場合は、ドラムの叩く方向から見て、縦目の材料を厚く、横目の材料を薄くして張り合わせた2プライの板を、更に3枚張り合わせてシェルにしています。ここで注目すべきは、一番外側と真ん中の板は背中合わせ、つまり縦目の部分が合わさって2倍の厚さになっている点です。この部分にエッジという、ヘッド(皮)が当たる部分が作られており、ヘッドとエッジの部分に関しては、単板くりぬき胴とあまり変わらない振動モードと、サウンドの特性を持っていると思います。
2005.12.25訂正
私の勘違いがありました。背中合わせになっているのは真ん中と内側でした。大変失礼しました。
横目の部分は非常に薄く、縦目の部分が大部分を占めていることと、エッジは縦目の部分に作られており、それで擬似的に単板くりぬき胴のサウンドを狙っているものと思われます。


ドラム、いえ太鼓といえば、丸い胴に皮を張ったものですが、サウンド的に一番理想に近いのは単板くりぬき胴、つまり和太鼓ですね。太鼓は楽器であると同時に、太古の昔は情報伝達の手段だったり、戦いの合図とか、儀式などのオープニングに鳴らされたりとか、つまり、より大きな音で、より遠くまで聞こえることが必要とされていたわけです。そう中で進化してきた太鼓は、必然的に一番良い形として和太鼓のような形になったと思われます。

脱線しましたが、そういうわけで、パールのメイプルシェルはハードロックの大音量の中でも埋もれることなく、大ホールのようなところでPA無しでも客席の奥まで届く音が出ます。

木で出来た楽器全般にそうですが、概ね古い方がいい音がするといわれています。これは森林資源が豊富でいい材料をふんだんに使えたという時代的な背景もありますが、木は切られて加工されて塗装されたあとでも少しずつ乾き、枯れてきています。乾いた木がサウンドにどういう影響を及ぼすか科学的な知識はありませんが、良くなることは間違いないというのが定説のようです。

私のセットも20年近く経つわけですが、古くなって音が悪くなるどころか、買った頃より良くなっていると感じます。少々高い買い物をしましたが、いまとなっては後悔どころか「あのとき買っておいて良かった」と思います。


長々と書いたのは、別に楽器の自慢をしたかったのではなくて、良いものを買えば思っている以上に長く使えることと、安物を何度も買い換えるよりも結果的にお金がかからないということを言いたいわけです。「一度はプロが使っている楽器と同じものを使ってみたい」という気持ちで買ったのですが、高い楽器を買うことで自分に対して言い訳が出来なくなりますし、練習にも身が入るというものです。私の結論・・


楽器は無理してでもイイものを買おう!

長くなったのでこの辺にしますが、ちなみに一緒に写っているスネアは同じパールのメイプル6プライ、14×5.5です。スネアの話は、また次回。

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  1. 2005/11/14(月) 22:07:54|
  2. ドラム
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

あのときってゆうか

 わしにとっては そのセットはかなり一緒に ステージ上にて世話になってたモンと思われます。さらに 長くたいせつに叩き続けることができたのも 深い意味をもつのではないでしょうか。
 まねしようとおもっても なかなかできることではないですな!
  1. 2005/11/14(月) 23:26:22 |
  2. URL |
  3. めたりすと #-
  4. [ 編集]

そういえば

NHKのエンジニアさんにも「いい音だね」と誉められた記憶がありますね。
長く苦楽を共にしたセットです。いわば戦友。磨くときは一週間くらいかけて徹底的に磨きます。感謝を込めて磨けば、楽器は必ず答えてくれます。

ドラムセットってのは、ギターで言えばアンプのような存在でしょうか。一度気に入ったものに出会うとあまり買い換える気にはなりません。スネアは、ギターのようなもので、飽きるし、ここ一番で使うスネアは決まっていても、他のも試したくなるし、珍しいものを見つければ買いたくなります(爆)
  1. 2005/11/14(月) 23:56:45 |
  2. URL |
  3. めろん池田 #-
  4. [ 編集]

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