ドラム研究室

北海道の田舎バンドマンのドラマー覚え書き ★★不定期更新★★

めろん池田流チューニング、その1

序章で書きましたハイピッチチューニングは、一度おためし下さい。特にタム類とバスドラムは、おそらく多くの人が思っているより、かなり高くチューニングした方がいい音になることが多いです。

今日は、スネアについて。

「めろん池田流」と書きましたので、セオリーとは違うことをしているかも知れませんが、こういう人もいるんだな、と生暖かい目で見守ってください。

スネアドラムは、その構造もあってチューニングには複雑な要素が関わり合います。ヘッドの張り方だけでなく、スナッピー(響き線)のセッティングでも色んな音になります。個性的な(変わった?)音も作れますが、まぁ実際は「使える音」になる「美味しいポイント」は限られています。

昔のスネアドラムは、裏(スネアサイド)のエッジも表(バターサイド)と同じに平らになっておりました。普通に張っていると、暴れと言いますか、スナッピーの残響が止まらなくなることがあります。まとまりのない音になってしまうのです。

それで、スナッピー直近4本のボルトを緩めて意図的に崩れた状態にする事が多かったのです。最近のスネアは「スネアベッド」と言って、あらかじめその部分のエッジを下げて作ってあります。普通に張るとその部分だけがゆるむようになっています。
スネアベッド

これは、先日紹介したパールのウルトラキャストスネアです。
写真でわかりますか?かなり深くえぐられています。序章のやり方で均等に張ろうとすると、最初のうちは、他は結構張っているのにベッドの部分だけがしわのある状態になると思います。ソコだけピッチが低いわけですが、これは修正せずにそのまま張っていきます。

ベッド部分のしわがなくなったら、もう既に全体としてはかなり張った状態になるはずです。私は、この状態から更に半回転ほど締めます。この場合も一気にではなく45度以下づつ何度かに分けて締めます。おそらくこのあたりが最高ピッチになるでしょう。スネアサイドは薄いので、ヘッドが伸びていくらでも締まりますから、上げすぎないように。

表は、最高ピッチから45度下げた状態にします。この状態で、まずセットして叩いてみます。ミュートはとりあえず無しで。

スネアに限らず、ヒットしたときのリバウンドは概ね裏のテンションで決まります。パンパンにしてありますと、リバウンドが良くゴーストノートなどの細かい技がやりやすいと思います。

表は、叩いたときの硬さと言いますか、手に来る負担が柔らかくなるくらいまで下げます。これが基本の状態になります。

音を聞きながら、微調整に入ります。これは、ドラムだけでやらない方がイイです。他の楽器の音と「混ざったときの音」を聞いてください。録音するのが良いです。微調整は、一度に10~15度くらい、ほんの少しずついじります。基本は、全てのボルトを同じように上げ下げします。ここ、大事ですよ。

裏は、締めると「響きが少なくなり、締まった(つまった)感じ」「シャープでアタッキー」になります。緩めると「響きが豊かで、開放的な感じ」「ルーズで太い音」になります。

表は、締めると「ピッチが高く」「サスティンの短い」「ヌケのいい音」になります。緩めると「ピッチが低く」「サスティンが長い」「図太い音」になります。

相反する条件が欲しいとき、例えば「低く図太い音だけど、サスティンは短め」と言う場合はミュートのお世話になると思います。


つづく。
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テーマ:ドラマー - ジャンル:音楽

  1. 2005/12/29(木) 23:58:53|
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