ドラム研究室

北海道の田舎バンドマンのドラマー覚え書き ★★不定期更新★★

チューニング序章1

皆さん、七面鳥は食べましたか?

調べものをしていたら、以前に書いた投稿に一部間違いがありました。
http://melon1959.blog35.fc2.com/blog-entry-8.html
修正しておきましたが、間違いもあるということで、ご了承願います。


チューニング序章と書き始めてみましたが、そもそもドラムのチューニングはギターやピアノとは違うわけで、音程に合わせると言うことではなく、「いい音」にすると言うことだと認識しています。

じゃぁ、いい音はどういう音かというと、人の好みはそれぞれなので一概には言えません。それでも、そのタイコが「いちばん良く鳴る」ポイントはあるわけで、ソコを基準に考えていくのが良いと思います。もちろん、明確にピッチを合わせようという考えもあるわけで、否定はしませんが、結果的に好きな音になれば、その方法はどうでも良いわけです。

いちばん基本になるのは、まずヘッドを均等に張ることです。もちろん意図的に不均等に張って音づくりをすることはありますが、均等に張られていなければ、崩すこともできないわけです。まずは均等に、しかも目一杯張ることからはじめてみましょう。

ドラムヘッドをチューニングしたり張り替えたりするには、チューニングキーが必須です。張り替えには、このタイプのキーが使いやすいです。
スピードチューニングキー

右側のクランク型のタイプです。一個持っていて損はないでしょう。

新品のヘッドを張るときはもちろんですが、めろん池田は中古の楽器を手に入れたときや、チューニングをいじりすぎて訳が分からなくなったときも、一度ヘッドを外して張り直しをします。新品のドラムでも、店頭品などでいじられている場合があるので、やることもあります。

張り替える(直す)時は、タイコをセットから外して床に置きます。エッジやフープに付いた埃などを掃除してから新しいヘッドを乗せます。フープを乗せ、ボルトを付けていきますが、ここが大事。最初からずれて締めたら均等にはなりません。

ボルトをラグのネジ穴に垂直に当てた状態で、チューニングキーを一回転反対に回します。どこかで「コトッ」とはまるポイントがあります。よくわからなければ、もう一回回します。ポイントがわかったら、その位置から「何回転と決めて」締めていきます。ヘッドとフープのガタがある程度なくなるまで回していきます。

国産の中級クラス以上のセットなら、このまま締め込んでいってもほぼ均等に張れます。日本の工業製品の工作精度は素晴らしいです。激安品や海外製はこの限りではないので、途中で修正が必要になります。

ネジを締める順番は、対角線同士を交互に締めます。まぁ基本なので皆さんご存じと思います。最初は半回転(180度)ずつ締めて良いですが、ボンボンとなるようになってきたら、90度ずつにします。ここで、ヘッドの端、ボルトのそばをスティックで軽く叩いてみます。ボルトが6本なら6カ所です。場所によってピッチの差を感じたら都度修正します。フープに歪みがなくて新品のヘッドだったら修正は一回で良いでしょう。

ある程度張ったら、ヘッドの中央を両手で押さえて体重を乗せグッグッと押します。ヘッドを馴染ませるためです。更に張って、また押さえる、場合によってはお尻で乗っかってしまうこともあります。ヘッドは均等に張ってあれば、像が乗ってもめろん池田が乗っても(笑)絶対に破れません。

☆注意☆
スネアの裏ヘッドだけは、乗っかったり押したりしては行けません。スネアサイドはすごく薄く作られているので、これは破れます。

ピッチが高くなってきたら、一度に回す角度を45度以下にします。スティックで叩きながら確認してあげていくと、あるポイントからピッチが上がらなくなって、サスティンの短い詰まった音になります。ここが上限になります。

フープはボルトのチカラで引っ張られていきますが、逆にヘッドの張力で戻されるチカラも働いています。両方のチカラによってフープは段々変形していきます。もちろん目に見えるほど変形はしないのですが、サスティンが止まるのは変形によって均等ではなくなったからなのです。

フープにも種類があって、強度の差があります。スーパーフープやパワーフープと呼ばれる肉厚のプレスフープの方が、より強く張れます。ダイキャストフープは更に強く張れます。また、フープは同じでも、ボルトの数が多い(ボルト同士が近い)ほど強く張れます。つまり、それだけチューニングレンジが広いと言うことです。

サスティンが止まる直前の状態が、そのタイコの最高ピッチということになります。まずはこの状態を作れるようにやってみてください。全てのタイコで、表裏両方です。できれば、その状態で2~3日放置するのがベターなのですが、時間がない人は次に進みます。

つづく。
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テーマ:ドラマー - ジャンル:音楽

  1. 2005/12/25(日) 22:21:22|
  2. ドラム研究
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

お久しぶりです!

いやはや、いつ見てもタメになる事を書いておりますね!うちの無知なドラムにも読ませますね(笑)
次回は是非グランドファンクで!
マフィアは明日27日カジノドライブにてライブでございます。前回見て頂いたライブよりも対バンはすばらしい感じですよ!師走の忙しい中富良野からは大変でしょうがお時間があれば是非!たくろう君も…

また富良野に行きますね!
  1. 2005/12/26(月) 14:07:48 |
  2. URL |
  3. maffia@あお #-
  4. [ 編集]

チューニング?

わしのドラムのチューニングは「やってもらう」てことですいません。
しかし歳のせいか さいきんは特に ドラムの音(音色はもちろんですがその他のいろ~んなこと)にも 注目(注耳ですか?)するようになってきました。
  1. 2005/12/26(月) 22:36:05 |
  2. URL |
  3. めたりすと #-
  4. [ 編集]

いらっしゃいませ

maffia@あおさん
カキコありがとうございます。
いえいえ、若いうちは理屈よりもがむしゃらでも叩きまくる方が良いと思います。マフィアさんのドラム氏は、私にないものを沢山持っています。年を取ると理屈ばっかり先行してしまって(笑)

明日のライブ頑張ってください。告知ありがとうございます。明日は忘年会が入っていて残念ながら行けませんが、活躍を遠くからお祈りしております。
アメリカンバンドやりたいですね。

めたりすとさん
ドラムのチューニングを覚える必要はないでしょう?私が行ってやりますから。あと、年を取ったからというわけではないでしょうが、他の楽器の音に耳を傾けるようになったのは、進歩だと思いますよ。BLAST JAILがよりステップアップするためには必要なことだと思います。応援します。
  1. 2005/12/27(火) 00:10:32 |
  2. URL |
  3. めろん池田 #-
  4. [ 編集]

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